自己紹介

私の生まれは札幌市ですが、祖父が1923年に北海道空知郡奈井江町に創設した医院を1959年に父が引き継ぎ、その関係で幼少期から少年時代を奈井江で過ごしました。子供の頃から何となく自分も医者を目指すものと考えておりました。中学から叔父の家に下宿し、札幌の暮らしを始めました。従兄弟や学友に揉まれながら、勉学に励む時期もありましたし、音楽や本に耽ってばかりの頃もありました。そのような少年・青春時代を過ごすなかで、本当にこのまま疑いなく医者を目指すだけでいいのだろうかと、自分の将来を思い悩むようになりました。一度、医学以外の道に進んでみたいと考えた私は、北海道大学の文学部行動科学科に入学し、現在のAIにつながるようなことを勉強しました。人間を科学的な目線で捉えることは、人間の未来を変えていくことにつながるかもしれないと思い、重要な分野であると考えました。また、人間を知ることについて、自分が興味を持っていることに気がつく時間でもありました。

文学部時代に医師を志すきっかけとなったエピソードがあります。友人が大病を患ったのです。生死をさまようような病気でした。私は時間の許す限り、見舞いに通いました。病気と戦っている友人の姿に胸が苦しくなると共に、医療現場で働く医師や看護師の懸命な姿を目の当たりにして、やはり自分は医師になりたい、そう決心するに至りました。卒業論文を書き上げながらの医学部受験。親に黙って受験しました。やり遂げたことを今でも信じられません。このような突拍子もない自分を支えてくれた両親や弟、妹には感謝しています。

医師になり、先輩や同輩、何よりも患者さんから多くを学んできました。医学・医療・健康・福祉、様々な状況に揺れる人間社会を考え続けています。そして、最近は子供たちからも学んでいることを感じるようになりました。支えあう人間社会を、性別や年齢を超えてつながっていく社会を見つめながら、ひとりの医師として、自分ができる役割を考え、実践していきたいと思います。

小さな診察室ですが、総合内科専門医・消化器病専門医としてお一人おひとりの心身の不調に向き合い、絆を大切にしながら、深く追求する医療を目指していきます。

院長略歴

1984年 北海道大学文学部行動科学科 卒業
1990年 札幌医科大学医学部医学科 卒業
1990年 札幌医科大学内科学第一講座研究生
1991年 市立室蘭総合病院 勤務
1994年 札幌医科大学病理第一講座研究生
1997年 南茅部町国民健康保険病院 勤務
1998年 財団法人北海道石炭同交振興会 同交会病院 勤務
1999年 手稲ルカ病院 勤務
2000年 方波見医院 副院長
2006年 医療法人愛生会石田病院 理事長就任
2014年 大空町東藻琴診療所 所長
2015年 かたばみ内科ホームクリニック 開業
2024年 桜井内科・胃腸内科を継承し、方波見内科を開院